迷走と一言で済ませるのもなんだし、自分の気持ちを整理しておこうと思う。
最新鋭の機器は実に素晴らしい。 ISO感度は万を超え、10万のオーダに届こうとしている。 それだけ感度が高ければ、夜間で手持ち撮影すら可能だ。 ノイズリダクションも優秀で、ISO6400位ならば普通に見る事すら出来る。 AFもまた優秀で、フォーカスボタンを押した一瞬後には合焦し撮影が可能になる。 ファインダ一杯にAFポイントが並ぶ様は圧巻で、どの様な条件においても撮影が可能だという安心感がある。 静物に対してのモード、動的に対するモードも備わり、連続撮影中であっても合焦し続け、陸上競技の100m走のスタートからゴールまでを連射し続ける事も可能だ。 3000万画素を超える画素数は精緻な描写を可能とし、風景撮影後の写真で、葉っぱの一枚を識別可能なレベルにまで解像してしまう。 うん、確かに素晴らしい。 じゃあ古いカメラではダメなのか? 野鳥撮影に使うカメラは別だけど、普段撮る写真であれば… ・画素数は610万画素。 実はこのサイズでも、A4までのプリントやブログでの鑑賞であれば充分である。 ・ISOは200スタートで6400まで。 6400…使わんて。明るいレンズを使っても撮れない状況でシャッターを押す事は無い。 フィルムと同じ感度が使えたら充分である。できたら50欲しいけど。 ・連射 連射しないから関係ない。 ・AF 有っても無くてもどちらでも。最後はマニュアルで合わせるから関係ない。 ・露出補正やらなんやら。 マニュアル撮影するから関係ない。 カメラに求める要求仕様が単純になると、機器も単純で良いのだ。 更に良い点としては ・R-D1はシャッターチャージレバーによるチャージが必要。 それを巻き上げる動作が、撮影しようという意識と連動していて心地よい。 ・Mマウント互換であるという事 豊富なレンズが使え、メイン機の一台であるM9-Pのサブとして使える。 APSCのバイアスが掛かるけど、超々広角を使ったり、標準レンズを望遠として 使ったり、そこは考えようだ。M4/3だと、考える余地すら無くなるけど。 のんびりこのカメラと付き合って行こうと思う。 EPSON R-D1X With Carl Zeiss ZM Biogon 2/35
by zingbay
| 2013-11-19 12:16
| 写真
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