ハッセルブラッド試行

私の手元にあるのは、A12マガジンが付いたHASSELBLAD 500C/MとCARL ZEISS PLANAR CF 80mm F2.8 T*である。
ボディはスウェーデン製で1979年モデル、レンズは西ドイツ製で、こちらも相応の年代らしい。
中判サイズで、80㎜のレンズを付けるとライカ版で48㎜の標準域のレンズとなる。
ただ、フォーマットの違いから、ボケ具合はF2.8のそれでは無く、F1.4相当らしい。

さて、初期不良返品が一週間以内という事だったので、少し慌てていた。

ブローニー版のフィルムで6×6フォーマットとなるのだが、都内で即日現像が可能な所が殆ど無い。
週末にテスト撮影して…なんて悠長に構えていると、「しゅう~りょ~!」と言われてしまう。
ましてラボにポジなんか持参しようものなら、「一週間から10日程度待ってて下さい。」なんて言われるのがオチである。
因みに私は、職業上一週間と言われると5日と思ってしまう条件付けが為されている為、なんで倍の日数が掛かるん?と素で聞いてしまう時がある。

さて、一週間の刻限を考えると一刻も早く上がりを確認する必要がある。
BNも却下、ポジも却下で、残るはカラーネガを使うか、カラーネガのモノクロを使うかと考えた結果、C41処理が可能なイルフォードXP2/400を選択して適当に撮影してきた。

OUTPUTの良し悪しは別(撮影者の腕も別)として、初の中判、初のハッセルブラッドで撮影した感触はというと
・予期した事だが、ファインダ像を見ながらフレーミングしようとすると、左右逆転で表示されているので勝手が違う。垂直水平が出ていない事もあり、酔いそうになる。
・シャッター音がデカイ。「プシュポン!」とかなり大きい音がする。恥ずかしい。
・露出は適当に合わせられるが、SSが最大500しかない。明るい所で撮影するにはかなり絞る必要がある。
と、いう様な感触だった。

で撮影してチェックした結果は…




これである。

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12枚撮りのブローニーで、なんとか写真として成立したのが3枚。
それ以外は全て写真左からの光線漏れで半分が白く欠けた状態になっている。
3枚目の写真も、左からうっすらと光が差し込んでいる。

どうやら、ハッセルブラッド特有の「テレンプ漏れ」という故障らしい。

フィルムバックに遮光板を差し込むようになっているのだが、その差し込み口のモルトが劣化して露光してしまうそうな。

残念ながら、これでは使いものにならない。
また、写ったもののピンを確認したが、どれも意図した所にピンが来ていない。
一枚目は手前の柄杓に合わせた積りである。
スプリットイメージのファインダは、F-1Nで使っている事もあって安心感があったのだが、何じゃ?という感じだ。

さあ、返品して交換か、修理か?、どうする俺?
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by zingbay | 2013-10-08 20:32 | 写真
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